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別れと出会いの季節。その始まりの涙は――花粉症のせい。

お久しぶりです。
今回のブログ担当のk弥生です。

あっというまに2月も終わりを迎え、3月が始まります。


春が来ます。


春は、別れと出会いの季節です。


まあ、そんな季節に新しいお話をつくるというのも、ひとつなかなか趣き深いといいますか。


まだ何も言える段階ではありませんが、新作執筆中です。


それよりもなによりも。
最近は花粉が、花粉症が辛いのです。
しかも花粉が飛ぶってことは植物がアレするソノための花粉なわけで、植物の発情期に巻き込まれてる動物様はまあ大迷惑なわけでございますなぁ。ぐしゅぐしゅ。

何をいっているかわからなくなったところで。
それではまた。
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SS「今年も、来年も、その先も――」

クリスマスを過ぎると世間は新年ムード一色になって、
 神の子の誕生際なんてすっかりと頭から抜け落ちて。
 街は赤と緑の装飾から紅と白のおめでたいカラーリングに塗り換わる。
 世の中がなんとなくおめでたい雰囲気に包まれて、それでいてどこかせわしなくて。

 俺、成瀬裕也の生活もクリスマスが終わり桜城下学園がめでたく冬休みを迎えたことですっかりとお正月ムードになっていた。
 おめでたい人間ではあるが、買い物をしなければ生きてはいけない。
 相変わらずうちの両親はあちらこちらを飛び回っているので、家には俺ひとりだ。
 年末押し迫る前に、必要なものは買っておかないとな。うん。

 そんなわけで、近所の商店街へと買い物に来ていた。
 
「ふわぁ・・・ねむ・・・」

 昼過ぎだというのにまだ眠い。
 というか、眠くないときの方が珍しい。俺、病気なのかな。

「こんな美人と一緒に買い物をしてるというのに、キミは欠伸ときたもんだ」

 呆れたような、ちょっと怒ったような声。
 俺の隣を歩く――、艶やかな黒髪の美人。
 茶色のダッフルコートにふんわりと巻いたマフラーが良く似合う。

 御崎静香先輩だ。

 相変わらず薄い笑みを浮かべているものの、どこか不機嫌そうな目元。

 やや、これはいかん。

「ああ、ゴメンナサイ、そういうつもりじゃないんです」

「こんな美人と一緒に買い物をしてるというのに、こんな美人な【カノジョ】がいるというのに、
――キミは欠伸ときたもんだ。もしかしてナルコレプシーとやらかい?」

 じろり、と鋭い目つきで睨んでくる。口元は、やはり薄い笑みのまま。
 
 その視線と表情からは先輩が何を考えているのかはいまひとつ読めず。

「ナル・・・なんですって?」
 
「眠り病さ。詳しくはネットでも使って調べたまえ」

 言って、先輩はプイッ、とそっぽを向いてしまう。
 
「ホントにそういう病気があるんですか」

「今までボクがキミに嘘を吐いたことがあったかい?」

 じろり。
 顔はそっぽのまま、目だけでこちらを向く。

 ――いや、結構な数、嘘情報でからかわれてると思うんですが。

「――ありません。」

 首を横に振って息を吐いた。

 すると、

「ふふ、よろしい。けどナルコレプシーは実在するのさ。たまには本当の事も言うんだよ」

 先輩は顔をこちらに向けてにっこりと笑った。

「・・・・・・」

「さてと、だ。」 

 俺のことをからかって気が晴れたのか、先輩はひょいと肩をすくめるとスタスタと歩き始めた。
 慌ててその後を追いかける。

「今年ももう終わりが近いねぇ」

「そうですね」

「大晦日、もうすぐだねぇ」

「ええ、もう明後日の話ですね」

「大晦日といえば、初詣だよねぇ」

「初詣かぁ・・・・・・寒いのによく並んでまで御参りとかしますよね、アレ」

「む・・・・・・?」

「しかも並んでるのカップル率高いですし」

「ほほう」

「やっぱり大晦日は家で歌番組ですよね」

「ほーう、よくわかった」

 乾いた声が背後の方から聞こえてきていた。

「――へ?」

 いつの間にか立ち止まってる御崎センパイ。
 立ち止まり、振り返る。

 と、
 腕を組み仁王立ちの御崎センパイの姿があった。
 口元からは薄い笑みは消え、逆に目元だけが笑っていた。
 
 こ、これは・・・・・・っ!?

 怒って、らっしゃる??

「クリスマスの時も思ったけど――」

 たんっ、と足を踏み鳴らすセンパイ。
 これは確実に怒ってる・・・・・・。

「いや、クリスマス前からずーっと感じてはいたが・・・・・・キミはやっぱりそーとーに鈍感なのだな」

「あーっと・・・・・・・まあ、それは自覚があるといいますか・・・・・・」

「ハァ・・・・・・それじゃあ今ボクが何を考えてるかなんて、わかるワケないだろうね?」

 言われて、センパイを観察したが・・・・・・うん、わからん。

「ええと」

「うん、わかったわかった」

 首を振って溜息をつくセンパイ。
 腕を組んだまま、怒ったような表情のまま近づいてくる。
 俺の真正面で立ち止まる。

 俺の方が背が高いので、センパイは自然と上目遣いになる。

 むう・・・・・・可愛い。とか、そんなこと考えてる場合じゃない。

「成瀬クン」

「は、はい」

「キミとボクはなんだい?」

「えーっと」

「彼氏とカノジョだろう」

「はい」

「だ・か・ら! 大晦日だよ成瀬クン!」

「大晦日です・・・ね」

「まったくもう、そこまで言わなければわからないのかキミは。まあいい。

ゴホン。

――大晦日の日、夜、初詣に行こうじゃないか」




 そして。

 大晦日の夜。

 俺はコートにマフラー、手袋という完全防備の姿でセンパイを待っていた。
 
 時計を見れば、時間は23時30分。
 近所の神社までは15分くらいだから、除夜の鐘には間に合うだろう。

「いやあ、ゴメンゴメン、準備に手間取って」

 センパイの声。
 それと、
 
 ――からんころん、からんころん。

 乾いた木の音。

 振り向くとそこには――、

 振袖姿のセンパイが立っていた。
 いつもと違い、髪をアップにし、桜色の振袖にフワフワした毛足の長いファーを巻いていた。

 これはさすがに可愛い。良く似合ってる。うおお。

「センパイ、その振袖良く似合ってますよ」

 思わず感想が口をついて出た。

「ふふ、キミにしては珍しく気の利いたセリフじゃないか♪」

 満面の笑顔だ。
 それを見て俺も嬉しくなる。

 なんというか、まるで彼氏とカノジョみたいだな、これ。

「まさに彼氏とカノジョって感じじゃないか♪ うんうん♪」

 上機嫌でセンパイがくるりとステップを踏む。
 
 からん、ころん。

 振袖がふわりと翻る。

 その仕草がとっても可愛くて。

「それじゃあ、行こうか成瀬クン」

 センパイが手を差し伸べてくる。

 俺はその手を取ろうとして――、慌てて手袋を脱ぐ。
 冬の冷気が刺すようだったが、

「ええ、行きましょうか」

 ぎゅっ、とセンパイの手を握る。

 指と指が絡み合い、ちょっとくすぐったい。

 二人で顔を見合わせ、笑いあう。

 ――センパイの手は、とても温かかった。




 
ごーん


ごーん

 御参りをするために長い列に並ぶ俺とセンパイ。
 除夜の鐘が鳴り始めた。もうすぐ0時になる頃だ。

 そろそろお賽銭を準備しておかなくっちゃな。

「センパイはいくらお賽銭で入れますか?」

「ボクは25円かな」

「よく、5円イコールご縁がありますようにって言いますよね」

「15円で十分ご縁がありますように。そして25円で――二重にご縁がありますように、だとボクは聞いた」

「二重に、ですか。それまた欲張りな・・・・・・」

「何を言ってるんだ、キミとボク、ふたりに二重にご縁がありますように、じゃないか。
だから、ほら、キミも25円出したまえ」

 悪戯っぽく笑って、10円玉2枚と5円玉を見せ付けてくる。

 俺もセンパイに倣って財布から25円を取り出し――、


ごーん 

ごーん


 どこから、誰からとも無く、


ぱちぱちぱちぱちぱち!


 拍手が沸き起こった。

 そして、

 ひときわ大きく、


ごーん


 と除夜の鐘が鳴った。
 つまり――、

「ふふ、これで新年というわけだね」

「そうですね!」

「それじゃあ成瀬クン、あけましておめでとう。今年もよろしく」

「あけましておめでとうございます。今年もよろしくお願いします」

 ふたりで頭を下げる。
 そんなかしこまった姿がなんだか楽しくて、どちらからとも無く笑いがこぼれた。

「ふふ。これでふたりの新しい年が、明けたというわけだね」

「なんか、自分でも思ったより感動してます、今」

 寒い中並んでおまいりして、何が楽しいのかと思ってたけど、意外や意外。
 これはなかなかいいイベントですよ。
 
「そういってもらえて何よりさ。
今から気が早いが――また来年も、こうやってキミと笑いあいたいな」

「来年も、だけじゃ嫌です」

 俺はセンパイをそっと抱きしめた。

「再来年も、その次も、ずーっと、センパイと一緒です」

 胸の中でセンパイが笑った。

「――まったく、キミは時々可愛いんだから――」

 センパイが顔を上げる。

 ――ああ、このままずっと、こうしていたい。

 センパイふたりで、ずっと一緒に。

「ふふ。そうだね、ずっと一緒がいい。今年も、来年も、その先も。

ずっとキミと――」








「――ああそうだ成瀬クン」

 思い出したようにセンパイが言った。

「お参りが終わったら、その後は予定はあるのかな?」

「予定、と言われましてもこの時間ですから、帰って寝るだけですよ」

「ふふ。それならば今夜は泊まっていってもいいかな?」

「え、ええええっ!?」

 思わず素っ頓狂な声を上げてしまった。
 周りの視線がちょっと痛い。

 あれだ、カップル爆発しろとか思われてるに違いない。

 そんな俺の反応を楽しむように、センパイはさらに畳み掛けてきた。

「ところで、知ってるかい? 

和服の下には下着を着けないということを――」






おくればせながら新年明けましておめでとうございます。
本年もよろしくお願いいたします。

っと。

新年一発目のブログ担当、k弥生でございます。

本来ならば先週の金曜日に同様の日記をあげるはずだったのですが、
サイトのなんだかのエラーで記事がアップ出来ずに今週となりました。

なので、新年の挨拶もちょっと遅くなってしまいました。

もう週明けには成人式です。
あっという間です。

次のブログは2月ですから、あっという間です。
この調子で春になって・・・
そして新たな・・・
展開・・・
3rdプロジェ・・・

これ以上は今はまだ言えません!

ですが、

皆様へ「新たなReon」をお届け出来るよう一生懸命やりますので、
ごひいきのほどよろしくお願いいたします。

それでは、また。

秋だと思ったら冬になってた。

さむいです。
朝とか夜とか。

最近SNSで正しい羽毛布団のかけ方というのを目にし、物は試しとやってみたところ超あったかくてビックリ、k弥生です。

さてさて。

今日は告知です。

愛サレるームメイト DLC 追加パッチ!

わーぱちぱちぱち!(※パッチとぱちぱちをかけた駄洒落ではない。)

しかも、しかもですよ、追加パッチのヒロインは・・・まお先輩です!

まお先輩とのラブラブな生活が描かれています。

何と申しましょうか、はい、おっぱいおっぱいです。

今まで以上におっぱいです。

ただとにかくおっぱいです。

このおはなしをライティングしていたときは本当にまおセンパイが好きになりました。

大きなおっぱいもいいもんだ! と!!

あれですよ、大きなおっぱいも小さなおっぱいもどっちも好きならば、

人生2倍楽しめますから。






\まおセンパイ大天使。/






そんなわけで、追加シナリオよろしくお願いします!!

小さい秋、小さい小さい・・・

愛るーがソーシャルゲームになって。
いつでもどこでも楽しめるなんて、なんて便利な世の中になったのでしょう!!

まだだーって人は こちら をチェックだ!!

・・・。

・・・ゴメンナサイ、やり方がよくわかりませんでした。

こちら↓
http://www.mbga.jp/_game_intro?game_id=12020837



台風が連続で襲い掛かる今日この頃。
小さい秋、まだ探すには少し早いかもしれません。

けれども、山の木々を見ればほのかに紅く染まり始めていて、
着実に季節は移ろいゆくのだなあと感慨深くなったりしています。

k弥生でございます。

季節の変わり目というものは季節だけでなく、他の色々な物の変わり目でもありまして。
まあ、なんといいますか、ちょっぴりしんみりしたりするものです。



静香「キミがそんなに感慨深げになるとはね」

そんな時もあるのですよ、御崎センパイ。

静香「どうせキミのことだ、小さい秋とあわせてボクの小さい胸も見つけたとでも言うつもりだったかどうかはさておき」

さておくんですか。

静香「なあに、良い風の吹く季節になったものだからね・・・」

風が・・・騒いでる・・・。

静香「騒いでいる、というよりは、伝えているんだろうよ。夏の終わりを。秋の到来を。
そして――冬の気配を」

そういうもんですかね。

静香「そういうものだ、とボクは考えているよ。だから、ボクの中ではそうなのさ」

なるほ・・・ど?

静香「まあ、そんなことよりも、さ。最近面白い友達が出来たんだ」

新しい、ではなく面白い友達、ですか?

静香「ああ。新しくて面白い友達さ。何と金髪の美人さんだ」

さほど、まあ普通じゃないですか?
外国の人ですか?

静香「まあ、広義では外の国かも知れないね。なんせ自分のことを『魔女』だなんて言うのだから」

え。

静香「そうだな・・・彼女はボクよりもスレンダーだったっけ。
あ、そういう意味では『小さい小さい・・・』を見つけたことになるかもね。
ちなみにこれが今日のオチさ。ふふふ」

その人って、その、まおみさんのお知り合いの方では・・・。
確かにその人ならば、k弥生キャラ最平坦の胸の持ち主ではありますが!

静香「つまりは、ボクが主人公デビューする日も近いという事だね!!
ふふふ、こいつは楽しみだよ? 異能バトルかな? それとも日常系かな?」

いやいやいや、超能力は没設定・・・、

静香「よし、それじゃあタイトルでも考えようじゃないか」

気が早いうえに何が『よし』で何に対して『それじゃあ』なのかわかりませんが!

静香「ふむ・・・・・・。
            ア ン リ ア ル
『御崎静香の 賑やかなる(非)日常』

これでどうかな? なるほどそれっぽいタイトルじゃあないか」

なるほどそれっぽいのがまた腹が立つ!
てか、どうみても一時期のラノベのタイトルじゃないですか!?

静香「ちなみに第2弾は『御崎静香の穏やかなる(秘)日常』。ちなみに『みさきしずかのミステリアル』と読む」

シリーズもの!?
しかもそのタイトルの付け方からすると『(ひ)』のパターン無くなったら詰むんじゃ!?

静香「よし、これでいこう! 全3部作で、公開開始は来年春だね!」

みなさん、新作タイトルは嘘タイトルですよ!!
違いますからね!!

静香「いやあ楽しみ楽しみ♪(言って、手をヒラヒラ振りながら幕外へ)」

(k弥生、静香を追いかけて走り出したところでフェードアウト)



終わり。

ああ、夏も終わりなんだなぁ・・・

ぼんやりと往来を眺めていたら、制服姿のJCやらJKやらが歩いていて、

ああ、もう夏も終わりなんだなぁ・・・

と感じた紳士なK弥生ですお久しぶりでございます。



この夏は久々にコミケに参加してきました。

といってもお手伝いで売り子さんです。


ああいうライブ感といいますか、コミケみたいなイベントは意外にも好きだったりします。
カオスといいますか、るつぼといいますか。
色々な人の思念が渦巻いていて、あの場独特の指向性のある雰囲気が好きです。


特にお目当てがあったわけではありませんが、ぽいぽいと買い物もして満足。

抱き枕ひとつ買おうかどうか迷った挙句、購入を決意してスペースにいったらすでに売り切れてたのはいい思い出です。



そんなわけで夏も終わり、残暑を越えると秋、冬です。

また、好きな季節が巡ってきます。

その頃には少しずつ、何かまた変化があればなーと思います。

たまには、こう、その、真面目にブログを書いてみました。

それでは、また。

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