今回のブログ担当のk弥生でございます。
気がつけばもう4月も終わり。ゴールデンウィークも目の前です。
ゴールデンウィークといえば。
「faint tone」でルート分岐する頃ですねw
そんなわけで。
今回はちょっとばかり「faint tone」のお話を。
◇
・音羽さん超能力者設定。
実は。
音羽さんは人の思考が読めるテレパスさんだったのです。
読める、というよりも聞こえる、の方が近いですが。
目の前にいる人の心の呟き、考え、感情、そういったものが自然と聞こえてしまうのです。
幼い頃はそれが――、心の声が聞こえるのは普通だと思って、みんなが隠していたい感情や想いを言い当ててしまい、周囲からは迫害されていました。
周囲の人間の、音羽さんへ向けられた悪意に耐えられず、音羽さんは自分の殻に閉じこもってしまいます。
そんな中。
肉親以外で、音羽さんと変わりなく、音羽さんと「普通」に接してくれたのが――、
裕也(と幸二)だったのです。
「音羽は自分のことをよくわかってるやつだ。てか、すげえ鋭い。すぐ嘘がバレる」
「心が読める? マジか。ってことは今まで隠してたつもりのことも・・・全部バレバレ?」
「うおお・・・それは恥ずかしいぞ」
「だったら今、俺が考えてることわかるだろ? ほれ、読んでみろよ」
「な? 大丈夫だろ?」
「別に誰がなんて言おうと――音羽は音羽だ」
裕也の(ちょっと天然っぽい)優しさに触れて、音羽さんは裕也の事が心の底から好きになるのです。
と、それと同時に音羽さんは裕也以外の人の心の声が徐々に聞こえなくなっていきます。
けれど、裕也の心の声は相変わらずダダ漏れ。
いつもイジワル言って、すぐにからかってくる裕也。
でも、そんな裕也の心の声はいつだって、音羽さんのことが好きで好きで仕方ない。
音羽さんのことだけを、考えていてくれるのです。
「嬉しいけど・・・ちょっと、恥ずかしいよ、ユウくん」
◇
とまあ、そんな具合で。
キャラクタを想像(創造)している最中にふと思い浮かんだ設定で、最初期のシナリオに組み込みつつ
こっそりギミックとして使おうかなと企んでたんですが、「ファンタジー要素は絶対ダメ」と言われてたのでそのまま設定は消滅。
その名残として音羽さんは
「裕也の考えてることはすぐわかる鋭いオンナ(でも自分に対しての好意には鈍い)」
そんなキャラになったのです。
さらに。
◇
・御崎センパイも超能力者
おまえもか、ミサキーヌ。
テレパス+テレポーター。複合能力者ですね。きっとレベルは6以上。何の話だろう。
しかし、超能力大戦でも勃発するのでしょうか桜城下は。
天と地のナニにわかれて互いにアレしあう、そんなストーリーかな?
「どうせサブキャラだから多少ぶっ飛んでてもいいだろう」
などと安易に考えて作り出したかどうかは不明ですが、御崎センパイも超能力者・・・だったのですが、前述の理由から、超能力者じみた洞察力と行動力を発揮するキャラに落ち着きました。
落ち着いたのかな?
色々と理由をつけては裕也に付きまとうストーカーさんです。
GWに水ノ瀬に行ったのだって合宿とか部活とか関係ありません。
裕也を追いかけて、音羽さんの後をつけて行ったのです。
おおこわい。
ちなみに音羽さん、なぜかミサキーヌの心は読めません。能力差です。
◇
まあ、そんな設定も公式には無くなったわけですが。
ええ。公式には。
さてさて、そんな感じで今回のブログは没ネタ(ネタバレ?)についてでした。
音羽さんのあのセリフ、
ミサキーヌのあの行動、
なんとも思わせぶりな部分は、そんな名残ということで。
ではでは、今回はこの辺で。
また。
PR