今回のブログ担当、k弥生でございます。
最近、めっきりと暖かくなってまいりまして、もう「春!」って感じです。
春一番、純白の花がこう色々と咲くそんな時期ですが、それとともに盛んになってくるのがアレです。
そう、花粉です。
くしゃみ鼻水目のかゆみ。
◇
音羽「うええ、ぐしゅぐしゅ」
裕也「音羽、花粉症なのか」
音羽「うにゅ。最近花粉症始まっちゃって……ぐしゅ」
裕也「俺はなんともないぜ!」
音羽「……それだけ鈍感ってことなんだよね(ぼそり)」
裕也「ん? なんか言ったか?」
音羽「いーえ、なんにもー。ぐしゅん」
静香「やあ、そこを往くは成瀬クンとその奥様じゃあないか」
裕也「あ、どうも御崎センパイ。てかなんですか『その奥様』って」
静香「いやああまりにも仲睦まじいのでね。つい」
音羽「こんにちはー。ぐしゅぐしゅ」
静香「おや、奥様は花粉症か」
裕也「往年のドラマのタイトルみたいですね」
静香「フフ、そんなことを言うと歳がバレるぞ?」
裕也「いや、バレるもなにも」
静香「フフフ、いや、君じゃない、キミじゃあないさ」
裕也&音羽「???」
静香「まあ、斯く言うボクもこう見えても花粉症でね? いやあ困っているんだよホント」
裕也「……まったくそんな風には見えませんが」
静香「薬を飲んで、目薬さして。それはもう涙ぐましい努力の賜物さ。ときに注射をすると言いと聞いたことがある」
裕也「注射ですか」
静香「まあ、ボクは注射があまり好きなほうではないので試みようともしないけど」
裕也「音羽、お前薬飲んでるか?」
音羽「飲んでない」
裕也「目薬は?」
音羽「えぐしゅ」
裕也「どっちだよ」
音羽「のんでない」
裕也「そりゃそだろうよ。目薬飲むかよ」
音羽「間違えた。目薬もしてないよ」
静香「フフ、目薬は良いぞ? こう、刺激MAXのモノを花粉でゴロゴロした瞳に点した時のあの――爽快感! まさにキターってヤツだ」
音羽「えぐしゅ」
静香「そうだろう? そしてその後のスッキリ感といったら……もう!」
音羽「ぐしゅぐしゅ」
静香「うんうん。わかるぞ! ……まあ、アレだ、オススメの目薬を教えてあげるからそれを買って試してみるといい」
音羽「ぐしゅん」
裕也(……今の流れで会話が成立してる……のか?)
静香「フフ。女同士分かり合えるものなのさ」
裕也(そして俺の考えも読まれる、と。やっぱりこの人エスパーなんじゃないのか)
静香「……と、そういうわけで、今教えたメーカーの目薬を試してみるといい。それじゃ、ボクはこの辺で」
裕也「はい、それじゃあ。……ふう。しかしあの人、本当に花粉症なのか? 音羽と全然違うな」
音羽「えぐえぐえぐしゅ」
裕也「おうおう、なんだかわからんが花粉症がひどいのはわかった。それじゃあ薬屋にでも行くか」
音羽「うぎゅ」
裕也「しっかし……花粉症ねえ……俺にはとんと縁のない話だな」
音羽「なんか悔しい。ユウくんの鼻水止まらなくなれ」
裕也「はっはっは。そんなちょこざいな呪いが効くか――っと、……ん?」
音羽「???」
裕也「うお? ……ふ、ふ」
音羽「ふ?」
裕也「ふえっくしょんっ!!」
音羽「!!!」
裕也「ぐすっ……ん? いや、今のノーカンノーカン……ふぁ、ハックション! ハクション! ヘーックション!!」
音羽「ニヤニヤ」
裕也「ち、違う、これは、そう、風邪だ、風邪! 急に風邪引いたんだ!!!」
音羽「うんうん、風邪風邪。そうだねー風邪だねー。ユウくんもおくすり買わなきゃねー♪ 目薬もいるかにゃー?」
裕也「うお、なんだっこれ、急に……ハックション!!」
音羽「よかったね、ユウくんってばあんまり鈍感じゃなかったみたいで(ニヤニヤ)」
◇
そんなわけで。
しばらくは花粉の辛い時期が続きますが、皆様も頑張ってください。
私ももはや目薬がないと生きていけない体になってしまいました……ううう。
それでは、また。
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